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11月29日(木)  13:15 ~ 14:15

 

鳥瞰的な視座で、シティプロモーションを考える
~世界規模のイベントをまちの価値に変えてゆく~

  • 佐賀市長 秀島 敏行
  • 本田技研工業株式会社 ブランド・コミュニケーション本部 ブランド部 部長 小田嶋 淳 氏
  • 【モデレーター】
  • 事業構想大学院大学 学長 田中 里沙

[ 講演内容 ]

佐賀市で毎年行われている「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」は、バルーン関係者、ボランティア、市民、行政が一体となって作り上げた手づくりのイベントです。今年で39回目を迎える本イベントは、これまでに世界選手権大会を3回実施するなどの取り組みもあり、大会期間中の来場者数は80万人を超えるアジア最大級の規模を誇るビッグイベントになっています。この間「佐賀は何もなか」と、つい言ってしまっていた佐賀市民も、熱気球を通じて自信を持ち、地域のPRにも、前向きになってきました。本セッションでは、バルーンフェスタがどのようにプロモーションやシビックプライドに貢献しているのか、その背景やポイントなどを、各地域の事例とともに読み解きます。

[ 講演者プロフィール ]

秀島 敏行
平成17年に佐賀市長へ就任、4期目。「豊かな自然とこどもの笑顔が輝くまち さが」を10年後の佐賀市の将来像として定め、恵まれた環境を大切に守りつつ、住むことに誇りと愛着を持つ人が増えていくことで、子どもから高齢者まであらゆる世代が、穏やかに笑顔で暮らせる住みやすいまちを目指し、市民とともに歩みを進めている。

小田嶋 淳 氏
1989年入社。埼玉製作所において、生産管理業務や補修部品関連業務に携わる。
1998年、本社広報部へ異動し、日本の企業広告やプロモーションビデオ制作、イベント企画等を担当。
2005年から10年間、アメリカに駐在し、北米における広報領域全体のコーディネーション業務を行う。
2018年4月に新たに発足したブランド部の部長に就任し、現在に至る。